四月。何かあたらしく始まりそうな四月です。
唐津市の衣干山にある「百年桜」を見に行きました。
まわりも「さくら公園」として整備され、真新しい公衆トイレもできていました。
推定樹齢百年のヤマザクラが2,3年前の台風で大枝がおれたのにもかかわらず、
見事に立ち直って満開でした。勇気をもらえました。
百年! 気が遠くなりそうに長い月日のようにも思えるし、すでに90歳になった主人の述懐を聞くと、
あっという間に過ぎた歳月だったかも知れません。
私ども洋々閣も創業130年を超えています。コロナで終わりかと憂慮しましたが、なんとかインバウンドが戻って来て、どうやら続けていけそうです。
先には何が起こるか分かりませんので、せめて今を愉しもうと、半分引退したウバザクラの私は、明日も明後日も別のところへ花見に行こうと思います。なに、歩いて5分の距離ですよ。表通りの桜並木とか、近くの小学校の校庭とかです。
どうぞ皆様も浮き立つ気分で、唐津へ旅行にお出でください。
唐津の旅館の女将たちが満開の笑顔でお待ちしています。散らないうちにお急ぎくださいませ。
洋々閣 大河内はるみ